セクション別解説:IELTS Reading(リーディング)Section
IELTSのリーディングセクションは、
TOEFLiBTより難易度の高い唯一のセクションです。
IELTS(アイエルツ)リーディング試験内容:
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試験では文章が3つ(トータルで約2,000〜2,750語)出され、これらに対してさまざまな形式の問題が40問出題されます。仮に2500語を3パッセージで割ると、約830語になりますので、A4約2枚程度のパッセージが3つ出題されることになります。そのため、ある程度長い文章を読むスキルが必要とされます。
また、このセクションでは解答用紙に記入するための特別な時間は別途用意されていませんので、すべて60分以内に解答する必要があります。
パッセージ(文章)の内容について
パッセージは社会科学、人文学、自然科学などその内容は非常に多岐に渡ります。ただTOEFLのように大学のテキストがそのまま抜粋されるわけではなく、雑誌、新聞、書籍などから出題されます。また内容は一般教養的なものが多く、専門知識は必要とされないのが特徴です。
少なくとも1問は論理的な議論を扱ったものであり、他にグラフやイラストを使用した文章が登場する場合もあります。文章中に専門用語が使われている場合には、簡単な用語解説がついています。いずれにしても1時間で2,500字程度の読み物を英文で読むスキルを必要とされます。
リーディングセクション問題形式について
Readingも、Listening同様、解答を記述するという点では、Writingのスキルが必要です。問題をよく読み、正しく解答を記述する訓練が必要となります。
問題の種類:
1) Multiple-choice 選択問題
2) Short Answer ショートアンサー
3) Sentence Completion 文章完成問題
4) Chart Completion チャート完成問題
5) Flowchart Completion フローチャート(流れ図)完成問題
6) Graphs グラフ問題
7) Tables テーブル問題
8) Heading 小見出しの選択
9) Thru/False/Not Given question 正誤問題
IELTS(アイエルツ)
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セクション別解説
- ・リーディングセクション
- ・リスニングセクション
- ・ライティングセクション
- ・スピーキングセクション
他のテストとの比較
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