IELTSリーディング対策方法について:
リーディングセクション出題傾向
リーディングセクションの対策は、
問題に精通するだけでなく効果的な回答ストラテジーを学ぶこと
リスニングセクションはスタートから回答までの流れが重要。
リスニングセクションを効果的に解くためには、その出題傾向などに精通することはもちろん最重要ですが、精通しているだけでは効果的な対策を行うことはできません。
問題は出題された設問に対してどのようにアプローチを行うか、ということです。ただ出題された問題を漠然と解いていても効果的な回答は生み出せません。常に実力以上のスコアを叩き出すことができるよう効果的な回答ストラテジーを意識しましょう。
ここではすぐに使えるIELTSリーディングセクションの具体的な対策方法を解説しています。ただ漠然と問題を解くのではなく、いかに効果的に問題を解くことができるのか、ということを常に意識し日々のプラクティスも行って下さい。
文章のメインアイデアと目的の把握
どのような文章でも必ず文章のメインアイデア、文章の目的というものが存在します。文章のメインアイデアと目的を把握することは文章を読む際必ず最初に行なう必要があり、これらを把握することにより、これから読む文章の内容、全体のボリュームなどを把握することができます。
作者の目的を把握する
作者の目的とは、その文章が何の為に書かれたものか、ということを把握することです。通常IELTS リーディングセクションは、
1) 特定のトピックに対しての説明
2) 問題提起と解決法
3) 読み手を説得するための論文
と三つに分けられることができます。問題として出された文章がどの目的が書かれたものかということを把握することによって、文章の全体像を読み取ることができます。
パッセージの構成を把握する
作者の目的となる文章全体の存在意義を把握したら、次は文章全体像を段落構成から把握していきます。具体的には、ライティングセクションを勉強したことのある方であればお分かりかと思いますが、文章は以下の段落に分類することができます。
1) イントロダクション
2) ボディ
3) コンクルージョン
この中で一番大事な段落はイントロダクションになります。イントロダクションには、パッセージ全体のトピック及びThesis(作者が一番伝えたいこと)が必ず含まれていますので、最も注意深く読むことが重要です。また各段落中の指示語にも注意し全体の内容をおおまかに把握していきます。
メインアイデアを把握する
文章の目的、そして全体の構成を把握することにより文章全体の内容が把握できたら、いよいよパッセージ全体のメインアイデアの把握を行います。つまりそのパッセージで作者が何を読み手に伝えたいのか、ということを正確に把握するのです。
その際必要なことは、
1) 作者は何について書いているのか?
2) 作者は何の為に書いているのか?
について必ず考えてください。1.何について書いているか?つまりこの文章で作者が伝えたいことです。そして何の為に書いているのか、ということを把握することにより作者の目的が見え、続く作者の意図を問う問題に備えます。
【まとめ】
以上のように文字数が長い文章でも、学術的論文であれば常に上記のルールに沿った形で作成されていますので、常にこのルールを意識に文章を読むことで文章全体を理解する時間を大幅に短縮することが可能です。次のページではこの学術論文を効果的に読む方法について解説致します。
IELTS(アイエルツ)
対策方法について
- リーディング対策
- ・セクション概要
- ・出題傾向の把握
- ・リーディング対策方法
- ライティング対策
- ・セクション概要
- ・ライティングTask1対策方法
- ・ライティングTask2対策方法
- スピーキング対策
- ・セクション概要
- ・スピーキング対策方法