IELTSリーディング対策方法について:
リーディングセクション対策方法
リーディングセクションの対策は、
問題の出題形式に沿った対策方法を把握すること
リーディングセクションの出題形式を把握することで効果的な対策方法が実現!
IELTSのリーディングセクションはアカデミックリーディングといった所謂学術的なルールに沿った形の文章が必ず出題されます。
学術的な文章を読解することは専門用語など多数入っており非常に困難ですが、そのルールを把握することにより効率よく読解を進めることが可能です。
ここでは学術的な文章を効果的に読む方法を解説致しますので、文書量の多いIELTS対策にお役立て下さい。IELTSは1つのパッセージが約750文字程度と比較的長い文章で出題されます。そのため速読力の訓練は非常に重要な課題になりますので、是非効果的に進められるようまずここで学儒的文章の読み方と把握して下さい。
効率よく文章のメインアイデアと目的を把握するステップ
ステップ1:文章全体の長さと段落構成を把握する
まず本文を読み始める前に全ての文章をさっと確認しましょう。そこで今回の文章の長さの把握と段落がどのくらいあるのか、ということを把握します。
ステップ2:イントロダクションの段落を注意深く読む
イントロダクションの段落とは最初の段落で、この段落に今回の文章のトピックが必ず書かれています。このイントロダクションの段落には、パッセージのトピック、メインアイデア、目的、と様々な重要情報が凝縮されていることが多いので、まずは注意深く読みましょう。
アカデミックな文章の基本的な構成:
イントロダクション
この段落は文章の最初の段落に位置し、今回の文章のメインアイデアを簡潔に述べています。イントロダクションは作者のメインアイデアや目的が述べられることが多く非常に重要な段落です。
ボディ
ボディの段落は通常イントロダクションで定義したメインアイデアをサポートするための段落です。通常一つ文章に4〜5段落ありますが、全ての段落がメインアイデアをサポートしています。
コンクルージョン
この段落は通常作者の言いたいこと、伝えたいこと、となるメインアイデアを再度述べている段落です。そのため、コンクルージョン(結論)という名の段落ですが、最初に読む必要があります
ステップ3:ボディの段落のトピックセンテンスの確認
イントロダクションの段落で文章全体のトピックを把握したら、次はその詳細を述べているボディの段落のトピックセンテンスのみを読み進めていきます。
トピックセンテンスとは、各段落の最初の一文になります。アカデミックライティングは段落ごとに伝えたいことをカテゴライズし、その段落で伝えたいことを集約した一文をトピックセンテンスとして段落の最初に書きます。そのため、ボディの各段落のトピックセンテンスを読み進めていくことにより、文章全体のメインアイデアを把握することができます。
注)ボディの段落は必ずイントロで述べたトピックをサポートするための内容になっています。それを意識しながら読み進めることも非常に重要になります。
ステップ4:コンクルージョンの段落で作者のメッセージを把握する
コンクルージョンセンテンスは、作者が伝えたいことを再度読み手に伝える場です。そのため、コンクルージョンの段落の最初と最後の文を確認することにより、作者のこのパッセージを書いた目的、伝えたいこと、を把握することができます。
1. イントロでパッセージのトピック、メインアイデア、目的を把握、
2. ボディでそのトピックに関連した詳細を把握、
3. コンクルージョンでメインアイデアと作者の目的を最終確認します。
リーディングタスク読解ストラテジー:スキミングスキル
上記で述べたようなスキルを実践するには、スキミングスキルを習得することが必要不可欠になります。スキミングスキルとは、下記のような箇所に注意し速読し、文章の「大筋を読み取る」ことです。
1. イントロダクションのメインアイデア
2. 各段落の小見出しとトピックセンテンス
3. 文章のタイトルとサブタイトル
4. 人名や大文字で書かれた固有名詞
5. 数値やイラスト、グラフなど
スキミングスキルは一長一短で習得できるものではありませんが、IELTSのリーディングセクションにように長い文章を限られた時間に読む際は必ず必要になるスキルなので、日頃から練習をし習得しましょう。
IELTS(アイエルツ)
対策方法について
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